損切りへの対象⽅法について３つの⽅法があることを説明しました。

１つめは騙しが起きたら仕⽅がないと割り切ってすぐに損切りする⽅法

２つめは騙しが起きることを考えて、損切り設定位置に少し余裕を持たせる⽅法

３つめはそもそも騙しとは無縁のトレード⼿法をする⽅法

でしたね。

ではそれぞれの⽅法について、性質を考えていきます。

まず１つ⽬、騙しが起きたら仕⽅がないと割り切ってすぐに損切りする⽅法

こちらはしっかりと損切りを⼊れていける⼏帳⾯な⽅に向いています。

スキャルピングトレードにも⼤きな効果を発揮します。

ですが、結果的に騙しになってしまい、後で悔しい思いをしてしまう場合も

あるので、

そういったケースでもメンタル的に動じない、強い精神を持った

⽅におすすめです。

２つ⽬、騙しが起きることを考えて、損切り設定位置に少し余裕を持たせる⽅法

こちらは騙しを回避することができる場合がありますが、

どれだけ余裕を持たせるかをトレードの性質ごとに考えないといけないと⾔う

難しさがあります。

そして、もしそれが騙しでなく、ずっと逆光してしまった時には

損切り分が⼤きくなってしまう可能性もあります。

ですが、初⼼者の⽅におすすめなのはこの２つ⽬です。

精神的にも⽐較的やさしいですからね。

３つ⽬は、そもそも騙しとは無縁のトレード⼿法をする⽅法

騙しって⽐較的短期⾜で出やすいんです。５分⾜とか１分⾜とかです。

と⾔うことは、⼤きな時間⾜つまり４時間⾜ですとか⽇⾜では、

あまり騙しは出にくいんです。

だって、そんな⻑期的に騙しを⼊れようとしたら、

騙しを仕掛ける側も⼤きな資⾦が必要ですからね。

と⾔うことで、これはスイングとか中⻑期的なトレードスタイルを

取られている⽅におすすめです。

騙しは考えずにすむので、かなり精神的に楽チンです。

ですが、中⻑期的なトレードになるので、

気⻑に相場を観察できる⽅でないと難しいです。

騙しの性質とその対策について理解いただけましたでしょうか。

いろんなパターンの対策についても説明しましたが、

ここでも⼤事なのは損切りです。

どのパターンにおいても、損切りを確実に実⾏すると⾔うことが

⼤前提になっています。

もはや損切りをすることは当然のことなのです。

ここまで読んでいただいている⽅は、

損切りの重要性もわかっていただけれていると思います。

もはや損切りをしないことの罪の⼤きさもわかっていただけているでしょう。

損切りポイント設定して、それを確実に実⾏することは

常識なのです。

命綱をつけずに崖を登っていくようなものです。

わかっているなら、あとはちゃんと命綱をつけましょう。

たったそれだけで、退場しちゃうなんてことは

なくなりますからね。

適切な資⾦管理をしてトレードしていれば、

損切りしても必ず資⾦は残ります。

いくら下⼿なトレード⼿法を使っていても、

勝つこともありますから、

資⾦管理の上で損切りを実⾏している限りは資⾦がすぐになくなることは

ないのです。

これまで、損切りについてお話ししてきましたが、

まずはトレーダーとしての第⼀歩である損切りを確実にすること。

これを⾝につけていただけたのではないかと思います。

さぁメンタルの重要な要素である損切り編もこれで終わりです。

今回は改めてこれまで学んできたことを振り返ってみましょう。

まず、相場の⼤原則として

「相場がどう動くかは誰にもわからない」

でしたよね。

だからこそ

「相場は確率で考える」

と⾔うことが重要になってきます。

そして、確率で考える以上は、⾃分が思っている⽅向とは

逆の⽅向に相場が動くことがあります。

そう⾔う場合は当然起こりうることです。

だからこそ、そう⾔う場合に備えて

「損切りは確実に実⾏する」ことが重要です。

これは極めて理論的で、勝っているトレーダーにとっては

当たり前のことです。

ですが、なかなか勝てない⽅はこれが⽋けているんです。

でもここまで読んでいただいている⽅は、これで基礎を

習得できましたね！

続いて、最近ちょくちょく話に出てきている資⾦管理

についてお伝えしていきます。

資⾦管理も、もちろん重要な要素となっています。

かの有名なウォーレンバフェットさんも、

相場では⾃分が何をやっているのかわかっていないのが⼀番の恐怖だ

とおっしゃっていますが、

これは資⾦管理の重要性を表してもいるんです。

さぁ、さらなるステップアップをしましょう！！！

メンタルコントロール14 トレードプランを立てる