FX初心者が知らないプロスペクト理論の真髄!デイトレードに活かす方法【ウェート関数とは】

プロスペクト理論は、プラス状況に対しては損失を回避する考え方になり、確実性を求めてしまい、さらにマイナスの状況に対してはリスクをあえてとる考え方になるという人間の本能のことですね。

FX初心者の頃から勉強するトレードに関わる心理です。

しかし、プロスペクト理論には、よく知られていない別の考え方もあります。

プロスペクト理論の真髄とも言える別の考え方を知っておくことは、トレードに大きく役に立つのでぜひ知っておきましょう。

この記事を読んでわかること プロスペクト理論の別の側面とも言われる、ウェート関数の考え方について説明します。人が確率に対してどのように考える本能を持っているのか、それをどのようにトレードに活かせば良いのかがわかります。
目次

FXトレードに活かせる!プロスペクト理論の別の側面とは!?

プロスペクト理論の真髄!ウェート関数の考え方

プロスペクト理論には損失回避の話の他にも、ウェート関数という考え方もあります。

ウェート関数とは、「人は確率の低いことを過大評価してしまい、逆に高い確率を過小評価してしまう傾向がある」という考え方のことです。

この確率に対する人の捉え方を表したのが、「ウェート関数」と呼ばれるものです。

宝くじは、すごく当たる確率が低いですが「もしかしたら1億円当たるかも!」って思ってしまいますよね。これもウェート関数で説明できます。

とても確率の低いことを過大評価して、「もしかしたら当たるかも」と思ってしまうのがウェート関数です。

逆に、確率の高いことを過小評価することもウェート関数です。

飛行機に乗った時に安全に目的地までつく確率はすごく高いと言われています。

でも、「もしかしたら墜落するかも・・。」なんて、確率の高いことを低く見積もってしまうのです。

下の図をご覧ください。

左側のグラフが、確率が高い事象と低い事象が、実際に起こる確率を表しています。

確率の低い事象(宝くじに当たるとか)は、当然のようにその確率はかなり低くなります。

その逆も同様に、確率の高い事象(安全に飛行機で目的地までつけるとか)は当然のように確率が高く発生します。

しかし、人が心の中で感じる確率は、実際の確率よりも歪んだ形で現れます。

右側の図をご覧ください。右側のグラフの赤い線が、実際に人が感じる確率を表しています。

確率の低い事象は、人は心の中では実際よりも高い確率で感じてしまいます。

その逆に、確率の高い事象は、人は心の中では実際よりも低い確率として感じてしまうのです。

このように、ウェート関数を知っておくことで、人が確率に対する考え方を知ることができますね。

ポイント! ウェート関数を知ることで、実際の確率と人が感じる確率の歪みを知ることができる!確率の低いことは実際よりも高い確率で評価し、確率の低い事象は実際よりも低い確率で評価するんです!

FXトレードとウェート関数の関係性を考える

では一体ウェート関数がFXトレードにどんな影響を与えるのか!

ここからが重要なポイントです。

確率の高い事象を心では低く見積もってしまうということについて

たとえば、過去検証をおこなって、高い確率で利益を上げ続けることのできるトレード手法があったとしましょう。

そのトレード手法は過去5年の検証で、毎月の収支がほとんどプラスになるようなトレード手法です。

この手法を実際のトレードで使うとなった時、人はどう感じてしまうか。

高い確率で勝てるとわかっていても、その確率を低く見積もってしまいます。

「もしかしたら勝てないんじゃないか」

「今月だけはマイナスの月になってしまうんじゃないか」

なんて、勝率を低く見積もり、不安になるわけです。

この不安は、トレードの成績に直接影響が出ます。

ここぞというチャンスにエントリーできなくなったり、その手法自体を変えてしまったり・・・・。

心当たりはありませんか?

高い確率を低く見積もってしまうのは、FXトレードでも大きな影響を及ぼしているんです。

確率の低い事象を心では高く見積もってしまうということについて

確率の低い事象を、人間は心の中では確率高く見積もってしまいます。

この本能も、FXトレードに大きな悪影響を与えてしまうのです。

では実際の例で考えてみましょう。

上昇トレンドが続いている時、「そろそろ反発するだろう」「さすがにもう上がりすぎだろう」なんていう理由で、ショートのポジションを入れてしまったことはありませんか?

逆に、ショートポジションでエントリーして、あとで見たらすごい上昇トレンドだったことはありませんか?

これも影でウェート関数が影響しているのです!!!!

実際は、自分が思ったところで反発する、ということは実際にはかなり確率が低いことです。

いくらチャネルラインやフィボナッチなどで反発ポイントを見つけたとしても、確率が低いことには変わりありません。

そうするとですよ。ここからがポイント!

この確率が低いということに対して、人は実際の確率よりも高い評価を下してしまいます。

つまり、自分の思ったところで反発するということが、自分の中では大きな期待となってしまっているのです。

反発する確率は実際は低い。でも自分は、高い確率で反発すると思ってしまうのです。

この心の中の期待値の高さは、損切りができなくなったり手法が信じられなくなったり反発を信じるがゆえにナンピンを繰り返してしまったり、、色々な所で影響を及ぼしてきます。

ウェート関数を知っていることで、自分がトレードに対して歪んだ確率の捉え方を知ることができます。

FXを上達させる第一歩として、このトレード心理は知っておきましょう。

ウェート関数はFXトレードの天敵!!ではどうすればいいの?

これまで見てきたように、ウェート関数はFXトレードの天敵でもあります。

つまり、人間の心理の根幹である本能の部分から、FXトレードに悪影響を及ぼす考え方が染み付いているのです。

これを克服するには、とても長い時間を要します。

実際、本能そのものを否定して、その真逆の行動を取れるようになるには、とても多くのトレーニングが必要になってくるのです。

まず、裁量トレードでこの本能を克服するには、最低でも10年分のトレード検証を行うようにしましょう。

FXトレーダーが成功するまでにだす平均損失は300万円程度と言われています。

実際僕も、土日などの休みはほぼなし。睡眠時間もほぼなし。といった感じで、多くの時間をトレーニングに費やしてきました。

300万円くらいの損失をだすことも覚悟しながら、まずは10年分のトレード検証をすることは必須だと言えるでしょう。

検証ツールは、次の記事でオススメを書いているので以下をご覧ください。

しかし、平均損失300万円というのはなかなかの金額で、普通のサラリーマンではまず無理に近い金額です。

このような人間の本能を無視してトレードできる唯一の手段は、自動トレードであると言えるでしょう。

自動トレードは、トレーダーの心理状態を一切無視してトレードをすすめてくれます。

しかしこの自動トレード、胡散臭さ満載のアフィエイターが増えたおかげで、本当に信じれるトレードツールがほぼないのも事実です。

そこで、自分でトレードツールを作り上げました。

長い期間がかかりましたが、やっと完成したトレードツールでもあるので、詳細を読んでいただけると嬉しいです。

ウェート関数は、FXトレーダーにあまり広く知れ渡っていないですが、この心理を知っているのと知らないのとでは、トレードに対する考え方が劇的に違ってきます。

一般的によく知られているプロスペクト理論だけでなく、このウェート関数もまずは知るところから始めましょう!!!

ポイント! ウェート関数を乗り越えるには、たくさんのトレーニングが必要!FXの裁量トレードで勝てるようになるには長い道のりなので、自動トレードに頼ってみるのも一つの選択肢なんだ!

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