FXにおける全ての源泉は水平ラインにある理由【初心者が勉強するなら必ず知っておきたい前提知識】

Day20

こんにちは!Daichiです。

これまでの講座で、トレードの基礎部分から応用部分まで、大きな流れを学習いただきました。

あとはどれだけ検証ツールで練習を積むことができるかで、今後のトレードの成績が大きく変わってきます。

さて今回は、ここまで勉強したみなさんに、改めて相場の解釈についての知識をお伝えしたいと思います。

FXトレードにおける全ては水平ライントレードを基礎としている理由

水平ライントレードと他のトレード方法との関係性

この講座の最初の頃の内容を覚えていますか?

相場分析には動的分析法と静的分析法があるということ。

そしてみなさんが最初に勉強すべきは、静的分析法の中でも基礎の基礎となっている水平ライントレードであるということ。

そして水平ラインを使ってどのようにトレードをしていけばよいのか、勉強してきましたよね。

なぜ水平ラインが全てのトレードの基礎の基礎となっているのか、もう少し深掘りして考えてみましょう。

これを理解しておくことで、将来のために大きく役に立ちます。

例えば、フィボナッチリトレースメントなんかはとてもわかりやすいです。

始点と終点だけ決めてしまえば、フィボナッチリトレースメントを引くことができますよね。

どこからどこに引くのか、などはそれぞれの手法によって変わってくるのでそれは一旦おいておきます。

フィボナッチリトレースメントを引くことができたら、あとは61.8ラインなどを使ってトレードをしていくわけですが、この時にも水平ライントレードを使うことができます。

フィボナッチリトレースメントで引かれるラインは、そのどれもが水平ラインになっていますよね。

この講座で学んだ水平ライントレードを応用すれば、自然とフィボナッチリトレースメントを使ったトレードもできるようになるということです。

ですが、そもそも水平ライントレードだけ極めてしまえば、かなりの利益を出せるようになるので他の方法に手を出さなくても良いのですけどね!

シンプルなトレードとは要素を極小化した状態にある

ではもう少し難しそうなチャネルライントレードはどうでしょうか。

実はチャネルライントレードも、水平ラインの応用で全て説明がつくのです。

チャネルラインとはそもそも何なのでしょう。

チャネルラインはトレンドの方向性を示すためのテクニカルツールであり、さらに一定時間の間に生じるダウ理論の反発(押し目や戻り)の規則性を利用したテクニカルツールでもあります。

チャネルラインは傾きを持たせた直線で引くことができますよね。

これはつまり、一定期間の傾きが常に同じであることを示すものなのです。

1時間で30pips下がるようなトレンドが発生している場合は、そのトレンドに沿って傾きを持たせた斜めの線を引くことによって、そのトレンドの規則性を提示することができます。

つまり、さらに1時間後には30pips下がっていくようなトレンドが発生しているという仮説を、過去のチャートの傾向から想像しているわけです。

この、チャネルラインで反発するポイントというのは、実は水平ラインを引けるポイントであったりもします。

ただ単に、それぞれのチャネルラインを下抜けして、上昇しようとしても反発をくらい、さらに下落を続け、そしてそのさらに下の価格帯にある水平ラインを下抜けして・・・というのを繰り返しているだけに過ぎないのです。

それらの上昇からの反発を斜めの線で結んだものがチャネルラインになります。

チャネルラインとは、上昇して水平ラインで反発してからの下落を繰り返している下降トレンドのうち、上昇して水平ラインで反発下落をつないだ線でしかありません。

水平ラインの下抜けが継続的に起こっているような強い下落であるがために、あたかも斜めの線でチャネルラインを引けるように見えているに過ぎないのです。

そして、チャネルラインは必ずと言っていいほどブレイクするようになっており、そのポイントがトレンド転換やトレンド爆発が起こる大相場の認識ポイントでもあるのです。

一定期間のうちに同じような下落幅を続けているように見えるので、チャネルラインが引けるわけですが、その規則性を利用してトレードするのがチャネルライントレードでもあります。

しかし、チャネルライントレードの難しさは、価格幅に加えて時間幅の制約があることなのです。

1時間のうちに30pips下落するようなチャネルラインを引いた場合、また1時間経ったら30pips下落するポイントでの反発を狙っていくことになります。

これが時間幅の制約です。

1時間後には必ず30pips下落したポイントで反発しなければならない。という時間とpips(価格幅)の2つの要素を掛け合わせたものがチャネルラインです。

この2つの要素がチャネルラインにあることを忘れてはいけません。

そして、水平ラインとの関わりも忘れてはいけません。

一方で、水平ライントレードは価格の要素しかありません。時間の要素は排除できるのです。

このように、要素をできるだけなくすことによって、極力シンプルにトレードをすることができるのです。

シンプルトレードという言葉が出回り始めていますが、本当にシンプルなトレードというのは、要素をできるだけ排除して考えることを最小限に止めることです。

そして、トレードプランなどに頭を使える時間を作ってあげることなのです。

他にも、例えば動的分析まで考えを広げてみましょう。

動的分析では、移動平均線などの、時間経過によって動的にポイントが変わるようなインジケータを使っていきますよね。

この移動平均線などのインジケーターは、水平ラインを引くポイントを、その時々で変えているだけに過ぎず、エントリーの方法などは水平ライントレードと全く同じなのです。

動的分析は、水平ラインを引くところが勝手に時間の経過とともに変わっていくだけ。

もちろん、動的分析をさらに応用して、色々なエントリー方法を使っているトレーダーさんもいます。

しかし、全ての源泉は水平ライントレードにあるのです。

こう考えると、水平ラインを最初に学んでおくべき理由もわかると思います。

なぜ僕が水平ラインを皆さんに最初にオススメしたのか、わかっていただけたかと思います。

これから先、水平ライントレードから離れて色々なトレード手法に目が向いてしまうこともあるでしょう。

でもそんな時は、全ての源泉には水平ライントレードがあるということを思い出してください。

そうすると、まずは水平ライントレードを極めていくことが大切であることも思い出せるでしょう。そうすると、変な手法にコロコロと転換することもなくなるでしょう。

皆さんのトレード人生がより良いものになるよう、この考え方を忘れないでいただきたいと思います。

           
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