FXトレードをする時間足の決め方がわかる!【初心者勉強向けマルチタイムフレームの考え方】
Day7
こんにちは!Daichi です。
水平ラインを使ったトレードの第一段階である、水平ラインの引き方について学んでいただきました。
前回説明した水平ラインの引き方は、読んだだけで身に付くものではありません。
実際に自分でアウトプットを繰り返して初めて、自分のものとすることができるのです。
第1段階がとりあえず終わったところで、いよいよ第2段階のトレード方法!といきたいところなのですが、
ここで1つ重要な考え方があるので、それについて説明したいと思います。
それは、「時間軸」の考え方についてです。
もう少し詳しくいうと、トレードするときにどの時間足を使ってトレードするか、という考え方についてなのですが、かなり誤解をされている方も多いため、あえてここでテーマとしてあげて説明したいと思います。
トレードする時間足を決めるときに勉強しておきたい重要なポイント
時間足によってトレード手法が効かない時がある!?
トレードを個別に教えていたりすると必ずと言ってよいほどくる質問がこちら。
「この手法はどの時間足で有効なのですか?」
皆さんも1度や2度は気になったことがあるのではないでしょうか。
実はこの質問、時間軸に対する考え方として重要なことを理解していない可能性がある、とても危険な質問でもあります。
この質問をするということは、対象の手法がとある時間足では有効に作用するけど、とある時間足では有効に作用しない可能性があるという考え方をしているということです。
相場はフラクタル構造。このような言葉を聞いたことがある方がほとんどだと思います。
さらに、その意味も理解されている方もほとんどだと思います。
そういう理解があるにも関わらず、どの時間足で使う手法なのかを聞いているということは、それぞれの時間足(5分足、1時間足、4時間足など、、)がお互いに独立の構造になっていて、
全くもって違うチャートに見えているという可能性が高いのです。
恥ずかしながら、実際僕もトレードになれない頃は日足で見ているチャートと、5分足で見ているチャートが全く違うチャートに見えて何も意味がわかりませんでした。
全く違う通貨ペアのチャートを見ているようにさえ思えていました。
おそらく同じような気持ちでチャートを見ている方も多いのではないかと思います。
僕も同じ経験があるので、決して馬鹿にするつもりはありませんが、このような考え方は間違っているのです。
そういうチャートの見方をしているうちは、フラクタル構造の本当の意味も理解できないし、マルチタイムフレーム分析を本当の意味で行うこともできないのです。
マルチタイムフレーム分析をするときのチャートの捉え方
マルチタイムフレーム分析についても、トレードをし始めてしばらくしたら耳に挟む言葉だと思います。
でも、マルチタイムフレーム分析についてしっかりと教えてくれるようなところはありません。
そのため、日足、4時間足、5分足それぞれのチャートが全く違う独立したチャートのように見えて、そのそれぞれについてインジケーターを見ながら適当なマルチタイムフレーム分析を行っているトレーダーさんがとても多くいます。
最初に話題にあげた「この手法はどの時間足で有効なのですか?」というご質問は、まさにこの時間軸の間の関係性を、ちゃんと理解できておらず、それぞれの時間足のチャートが全くもって独立したチャートであるという考えが背景にあるということを示唆しています。
時間軸の関係性をちゃんと理解していないと、いくらトレード手法を学んでも、それを使いこなすことはできません。
そのため、まずは各時間軸の関係性について、改めて正しい理解をしておくようにしましょう。
もしかしたら、これからお伝えする内容が当たり前だと思ってくださるトレーダーさんもいるかもしれません。
その場合は、改めて復習をするという姿勢で読んでいただきたいと思います。
では早速時間軸の関係性についてお話します。
時間軸を変えるということは、そのチャートを拡大・縮小表示することだということなのです。
日足でチャートを見ていたときに、4時間足に切り替えると、チャートが6倍に拡大されるということです。
時間軸を変えるということは、あくまでチャートの拡大縮小表示を変えるというだけに過ぎず、全く違う独立したチャートではありません。
この考え方は、スマホアプリでチャートを見ているトレーダーにとってはとても気づきにくいのです。
画面が小さい分、少し時間軸を変えただけでチャートが全く違うものに見えてしまいます。
でも、ただ単純に拡大縮小表示をしているだけであるということを念頭に置いててください。
例えば、高層ビルを遠くから見るとビル全体を見ることはできますよね。地上にそびえ立つ大きなビルが、広い空を背景にして見ることができますよね。
でもこの状態では、ビルの入り口がどのようになっているかは見ることができない。
だからもっとビルに近づいてビルの入り口が見える位置まで移動したとしましょう。
そうすると、ビル全体を見ることはできなくなりますが、代わりにビルの入り口がどうなっているかを見ることができるようになります。
ビルの入り口が見えたとしても、ビルの入り口に貼ってある貼紙に何が書いてあるかなんてわかりません。
そこで、もっともっとビルの入り口近くまで近くことにします。そうすると、ビルの入り口の貼紙に何が書いてあるのかが読めるようになりますね。
でもその代わりに、ビルの入り口全体を見ることはできなくなります。
このように、遠目から見ることによって全体像を把握できるが、詳細な情報は得ることができない。
そのため、どんどん拡大をしていくことによって、より詳しい情報を得られるようにはなりますが、代わりに全体を見ることが次第にできなくなります。
チャートで時間足を切り替えるということは、まさにこの拡大縮小の概念であるのです。
同じビルでも見る位置によって得られる情報が変わるように、チャートも時間足を変えることで得られる情報も変わってきます。
でもそれは独立したチャートではなく、お互いに関わりのあるものになっているのです。
時間軸を変えるということは、チャートを拡大縮小するということ。
試しに、同じドル円のチャートを日足から1分足まで順に見てみましょう。
拡大・縮小という意識を持ってチャートをみて見ると、その関連性がわかってくると思います。
まず日足のチャート
次に4時間足
1時間足
だんだん拡大されていってるのがわかりますか?
次に30分足
5分足
1分足です
わかってるわ!!と思わずにもう1度チャートを上から順に眺めていってください。だんだんと拡大されてきているのがわかると思います。
この拡大縮小の考えを持ってチャートを見るのがとても重要なのです!!!
では、とあるトレード手法を使ってトレードするとき、時間足を変えることで何が変わるのでしょうか?
変わるのは、トレード頻度とトレード幅の2つの要素です。
時間足が大きくなればなるほど、当たり前ですがローソク足が1本確定するまでにかかる時間は増えていきます。
そして、そのローソク足1本分の平均ボラティリティは大きくなります。
逆に1分足など時間足を小さくすればするほど、ローソク足が形成される時間は短くなり、ローソク足1本分の平均ボラティリティは小さくなります。
これは納得いただける事実だと思います。
つまり、どの時間足を使うかで変わってくるのは、トレードの頻度とトレードで得られるまたは失うpips数なのです。
どの時間足を使っても上位の時間足は存在しますし、下位の時間足も存在します。
その上位と下位の時間足の状況を見ながら、トレードする時間足でトレードを繰り返していくだけなのです。
これからの講座で、トレード手法についてを説明していきます。
その時に意識していただきたいのは、今回説明した時間足についての説明です。
またこの時間足とトレード手法についてのお話はさせていただきます。
トレード手法を覚えた後、やはりどの時間足でトレードすればいいか迷うことになると思うので、オススメの時間足についても説明させていただきたいと思います。
次回は、トレード手法を覚えるにあたっての心構えについてお話します!!
この心構えがないと、どんなトレード手法を使うにしてもうまくいかないので、絶対に読んでくださいね!!
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