FX初心者トレーダーが勉強しておきたい心構え【全手法共通のメンタル管理テクニック】

Day8 

こんにちは!Daichiです!

前回まで、水平ライントレードの重要性と、時間軸に対する考え方についてお伝えしてきました。

今回からトレードを実施することについてお話していきます。

水平ラインを使ったトレードには2段階のプロセスがある。

1つ目はラインを引く段階

2つ目はラインに基づいてエントリーをかける段階

今回は2つ目の段階についてのお話になります。

まずはトレードをする時の心構えから!

FXでエントリーをかけるときのメンタル管理テクニック

トレードプランを練りひとつのトレードに集中すること

みなさんは、エントリーをかけるときにどのようなことを考えながらエントリーをかけますか?

早くエントリーしないと利益を取り逃がしてしまうかも!

ちょうど今エントリーできそう!

早く利益を出したい!

とりあえずここでエントリーかけておくか!

こんなことを考えてエントリーかけてる方は要注意です!!

僕も経験があるのですが、結果的にはこれら全てうまくいきません。

うまくいかないどころか、大きな損失を出してしまう危険な考え方なのです。

トレードにおいて、エントリーをかけるということは、とても大事なここだという場面で引き金を引くことなのです。

映画に出てきそうな場面ですが、

悪の敵をやっつけるためには、事前に色々な調査をして、綿密な戦略を練りますよね。

それでもうまくいかないこともありつつ、やっと敵を追い詰めて逃げられなくしたときに銃の引き金を引く。

エントリーをかけるとは、悪の敵を追い詰めるように、事前に沢山の戦略を練ってからはじめて行うことなのです。

決してその場の状況をみて、利益を取り逃がさないように焦ってエントリーをかけるものではありません。

勝ててるトレーダーさんと負けてるトレーダーさんの決定的な違いはここにあります。

とは言っても、どのように戦略を練っていけば良いのかわからない、というお気持ちもわかります。

そこで、これからのエントリーに関する講座ではこれらの戦略の練り方やトレードプランについても公開していきますのでご安心を!

トレードする前には、エントリーした後にどのような動き方をするか、何パターンも頭の中でイメージしなければなりません。

そのパターンそれぞれで、どのようなアクションをとるのかも、事前に決めておかなければなりません。

そうなると、エントリーする前にかなりの頭を使いますよね。

そう、それで良いのです。エントリーする前に、引き金を引く前にこれからのことを考えるのです。

ポジションという生命が誕生してから、その命を終えてクローズするまでの人生プランを考えてあげるのがトレーダーの重要な仕事なのです。

そして、あらかじめ決めておいたプランに従ってトレードを行うのもトレーダーの重要な仕事です。

そこに予想外はあってはいけません。

これらをまとめてトレードプランといいますが、それもこれから徐々に勉強していきましょう!

今回の講座でみなさんに身につけていただきたい考え方は、ひとつひとつのトレードに全力集中する、ということです。

最初に書いたような、とりあえずの気持ちでトレードするのではなく、ひとつひとつのトレードを納得性のある方法でこなしていかなければなりません。

スポーツ選手も決してひとつひとつのプレーを疎かにしません。

むしろ1プレーに全力集中していくのが当たり前の世界です。

少しでも怠慢なプレーをしようものなら、サポーターから怒られてしまいます!

トレードでは、サポーターなんかいないですし、怒られることを意識しなくても良いです。

しかし、怠慢なプレーをしてしまえば、それは自分の口座からお金を一瞬で奪い取っていきます。

個人でトレードする以上、よろしくないトレードを律してくれるようなトレーナーはいません。

ただからこそ、自分で自分を律しなければならないのです。

よく、ルールを守れ!とか規律ををもってトレードしろ!とか言われるあれです。

でもそんなの頭ではわかってても、なかなか実行できないのがトレードです。

トレードは人間の本能に逆らうような行為をしないと稼げないのです。

ルールを守れ!なんて言われても、守れない人にとってはつらいものです。

だからこそ、とにかくひとつのトレードに集中することが大切なのです。

そして、後になってそのトレードを振り返ったとき、改良の余地のない素晴らしいトレードだったと思えるようにして欲しいのです。

もしも改良の余地があると思ったなら、そこの部分だけをどのように改良していけばいいか考えるのです。

そして自分の改良をあて当てはめていけば自然とトレードは良くなります。

悪かったと思えるトレードをなくすことで、いつのまにか良いトレードばかりになるのです。

FXにおける良いトレードと悪いトレードの違い!初心者必読!

ではひとつのトレードの良し悪しはどうやって決めたら良いのでしょうか。

損切りにあったトレードは悪いトレードなのでしょうか?

決してそうではありません。

良いトレードというのは、事前に決めたトレードプラン通りにアクションできたトレードのことをさします。

決して、損切りにあったトレードが悪いトレードではありません。

損切りにあったとしても、それが事前に決めていたトレードプラン通りにアクションできたことならば、それは良いトレードなのです。

もちろんトレードプラン自体は損切り幅を最小限におさえたプランでである必要はあります。

他にもリスクリワードが3倍は必要です。

これについてはまたお話しますが、これら適切なプランに沿ってトレードできたのなら、損切りにかかったとしてもそれは良いトレードだったと言えるのです。

反対に悪いトレードとは、トレードプラン通りにトレードしなかったものが該当します。

ナンピンを打ってしまったとか、損切り幅を予定より引き延ばしてしまったとか、利確が予定より早かったとか、そういうトレードは悪いトレードです。

ひとつひとつのトレードに集中して、良いトレードを行っていくということは、悪いトレードを減らして良いトレードを増やしていくことです。

良いトレードしようと心がけることだったらなんとなくできそうではないですか??

人というのは、制限されるというネガティブなことよりも、ポジティブなことを好みます。

ルールを守れ!という制限を押し付けられるより、良いトレードを増やそう!と言われる方がなんとなくやる気になりますよね。

長くなりましたが、ひとつ人ひとつのトレードに集中することと、それによって良いトレードを増やしていくこと。これを目標にして、これからのトレードを繰り返していきましょう。

これから先の講座で、具体的なトレード手法についてお伝えしていきます。

しかし、今回お伝えしたことは忘れないようにしてください。僕も、説明の都度1つのトレードに集中することと、良いトレードを繰り返すということをお伝えしていきますので、

その度に思い出していただきたいと思います。

今回は、良いトレードとは何かについて説明しました。

良いトレードとは何か、わかっていただけたらいよいよトレード方法についてお伝えしていきます。

水平ラインの引き方を勉強してから、すこし間が空きましたが、次回から水平ライントレードについて考えていきましょう!!

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