デイトレード戦略 チャート分析 スイスフラン円 – 2020年7月上旬
2020年7月上旬のスイスフラン円(CHFJPY)のトレード戦略です。
デイトレードの戦略ですが、使うのは1時間足レベルよりも大きい時間軸でトレードをしていきます。
そのため、1〜2週間はトレード戦略がそんなに変わるわけではないので、ある程度日数が経っても有効です。
焦らずにチャートを冷静に分析してトレードをしていきましょう。
また、僕のトレードでは、マルチタイムフレームで相場を客観視して、総合的に優位なポイントを探していきます。
そして、トレンドフォローする形でエントリーをかけるのが大原則としています!
トレード戦略を立てるにあたっての基本的な考え方は別の記事にまとめています。
みなさんのトレード成績が少しでもよくなるように、僕が積み重ねてきたことを包み隠さず、丁寧に書いています。
重要な “トレードに対する総合的な考え方” はこちらの専業コースカテゴリで解説しているので少しずつ、ご覧ください。
また僕は、各時間軸の200 SMA だけをインジケーターとして表示させて、チャネルラインと組み合わせる分析をしています。
200SMAを使ってチャート分析をしていると、時間軸を変えてしまうとSMAの形が変わって色々混乱してくることがあります。
そこで、一つの時間軸で複数の時間軸でみたSMAを1度に表示させられるようなインディケータも開発しました。
チャート分析では、この独自開発したインジケーターを使っていきます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
▼画像クリックして使用している Trading View インジケータの説明をみる
では早速チャート分析をしていきまっしょい!!!
デイトレードのためのチャート分析
月足チャートの分析 (環境認識)
まずは月足チャートからみていきましょう。
月足チャートの相場環境認識
月足チャートでは200 SMA の上で、値動きしていることがわかります。
さらにあえてチャネルラインはひいていませんが、どんどん上昇していることも見て取れます
そして現在は陽線をつけていて、これから上がっていくのではないかという局面であると、相場認識をしました。
月足レベルでこれから上昇していく可能性があるということは、かなり信憑性の高いエントリーが出来る可能性が高いです。
ここで僕が気をつけていることは、これはあくまで「可能性」ということで「確実」ではないということです。
相場は「確実」というものは存在しないので全て「可能性」という言葉で考えていくことにしましょう。
[結論]
これから上昇していきそうな相場環境である。
週足チャートの分析(環境認識)
次は週足チャートをご覧ください。
週足チャートの相場環境認識
週足チャート上では二つのチャネルラインを引いています。
一つは下降トレンドを示す右肩下がりのチャネルライン。
そしてもう一つは、上昇トレンドを示す右肩上がりのチャネルラインです。
現在は下降チャネルl から上昇チャネルに乗り移ったと捉えることができます。
そのため、これからロングを狙っていくことで優位性の高いトレードを出来ると言う認識を持ってます。
だからといってすぐにロングのエントリーをできるかと言うとそうではありません。
現在はチャネルラインのちょうどセンターラインの位置にいて、ここで反発しやすいからです。
チャネルラインは、センターラインもちゃんと意識しないと資金が焼かれる可能性が高いですからね。
大火傷しないように気をつけないと!
センターラインで値動きをしている時は、これから反発を食らってしまうことを考えて様子をみるのが良いでしょう。
そのため、ロングを入れるにしても早めの利益確定をすることが無難でしょう。
これはあくまで週足レベルのチャートなので、デイトレードではもうちょっと詳しいチャートを見ることにします
もう少し詳しい細かい時間軸で見ることで、ロングのエントリーポイントを探すことができます。
[結論]
上昇チャネルに乗り移った。これからロングを狙っていきたい相場環境である。
日足/4時間足チャートの分析(戦略立案)
次は日足チャート・4時間足チャート・1時間足チャートです。
これが日足チャート
これが4時間足チャート
さらにこれが1時間足チャート
チャネルラインでみたチャート分析
日足レベルのチャートでは、先ほどの週足で見たチャネルラインを表示させています。
もう少しでセンターラインに到達するか、と言う位置ですね。
4時間足や1時間足レベルのチャートでは、もう少し細かい範囲でチャネルラインを引いています。
これまでは上昇チャネルの中にありましたが、その上昇チャネルを下にブレイクしてきました。
ロングを狙いたかったのですが、上昇チャネルをブレイクしてしまったために、トレードプランの練り直しをしなければいけません。
チャネルラインをブレイクした時は慌ててブレイクを狙ったショートエントリーをするのではなくて、
次にどのようなチャネルライン に遷移したのか確かめるために、しばらく様子見をしていきます。
やはり週足レベルのチャネルラインのセンターライン付近に いるので反発を食らいやすい状況になっているということですね。
すぐにショートをかけるのではなくて、 これからゆっくりとエントリーポイントを探していこうと思います。
まだ下降トレンドに移ったとは言いがたい状況なので、ショートエントリーをかけてしまうと見事に資金を焼かれる可能性があるからです。
これからレンジ相場になり、方向感がなくなる可能性も十分に考えられるため、安易にすぐに下だと考えないようにすることが大切です。
余談ですが、もしエントリーをかけた場合は 、Twitter でも報告しておきますので是非ともフォローをお願いします!
現在は豪ドル円を持っていて利益を伸ばしている途中です
移動平均線でみたチャート分析
ここから冒頭で紹介した、僕が開発したインジケーターが役に立ちます。
ピンク色の線が 日足で見た200 SMA です。
青色の線が 4時間足で見た200 SMA です。
オレンジ色の線が、1時間足でみた200SMAです。
この3本の移動平均線の位置と傾きに注目していただきたいです。
まずピンク色の日足レベルの200 SMA ですが現在は若干水平になっており、ローソク足はその上部で推移しています。
そして 青色の4時間足レベルの200 SMA ですが、現在は上昇チャネルに沿って右肩上がりになっていますね。
そしてオレンジ色の1時間足で見た200SMA ですが、 現在はこれから若干下向きに推移していきそうな傾きになっています。
そしてローソク足も、この移動平均線よりも下で推移していることにより、 短期的には下向きのトレンドとなっていることがわかります。
移動平均線だけで見ると、青色は上向きになっているにもかかわらず、オレンジ色は下向きになっていて様々な思惑が交差して来る可能性の高い状況になっていると考えられます。
そのため、大きなトレンドが出にくいような相場になるかもしれません。
結論:上昇チャネルラインを下にブレイク!!でもまだ移動平均線は上昇の可能性を示唆している。
チャート分析から決定!今後のトレード戦略
チャート分析が一通り終わったので、これまでの環境認識とトレードする時間軸からの分析結果から、これからのポジション戦略を決めました!
しばらく様子見をしたいと思います。
ショート目線
ショートの目線としては、 上昇チャネルをブレイクしたことによる上昇目線が崩れたという理由が根拠になりそうです。
さらに週足レベルのチャネルラインのセンターライン付近にいるということで、このセンターライン付近で反発下落を始める可能性があると考えられます。
しかしながら日足や、4時間足の200 SMA を見ると、上昇トレンドつもり上向きの傾きになっていることがわかります。
つまり移動平均線だけで見るとまだまだ上昇する余地があるということです。
ショートの目線としてはまだまだ根拠が少ないと言えるので、ショートのエントリをかけられる場面はしばらくはなさそうです。
ロング目線
週足のチャネルラインは上昇チャネルとなっているので、上昇トレンドを狙っていくのが理にかなったトレードと言えます。
そのため4時間足でも上昇チャネルを引けていた間は、ロングをどんどん狙えてたのですが、現在その 上昇チャネルラインを下向きにブレイクしてしまいました。
上昇チャンネルが引けない間は、ロングのエントリーポイントを特定できないのでロングに関してもしばらくエントリーポイントがなさそうです。
[トレード戦略の総合結論]
ロングもショートもどちらも根拠にかけるので、様子見をしてチャネルラインを引き直せるまで待っておきたい。
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