2020年6月下旬 ユーロドル トレード戦略
2020年6月下旬のユーロドルトレード戦略です。
スイングトレードなので、1、2週間はトレード戦略はそんなに変わらないので、ある程度日数が経っても有効です。
マルチタイムフレームで相場を客観視して、総合的に優位なポイントを探していきます。
戦略を立てる上で重要な「トレードに対する総合的な考え方」はこちらの専業コースカテゴリで解説しているのでご覧ください。
https://fxtrader-university.com/sengyo/
では早速みていきまっしょい!!!
チャート分析
月足チャート
まずは月足からみていきましょう。
チャート上にひかれているオレンジ色の線は、単純移動平均線です。
200 SMA を表示させています。
僕のチャート分析では、この200円 SMA だけをインジケーターとして表示させてチャート分析をしていきます。
これにもいろいろな理由があるのですが、ここではあえて説明しません。
とにかく200 SMA を元にし、移動平均線と組み合わせてチャート分析をしていきます。
チャネルラインでみた相場感
月足チャートを見てみると、右肩下がりの下降トレンドになっています。
そのため超長期的にはショートを狙っていくのが有効な策ですが月足レベルのチャートなのでまだポジションの方向は決めることはできません。
ここで見ておきたいのが、 下降チャネルの上限に相場が向かいつつあるということです。
そのため、この上限ライン にタッチすると一気に大きな下降トレンドが発生し得るということです。
移動平均線でみた相場感
さらに移動平均線を見てみると相場の上側に位置していて、傾きが割と水平になっていますね。
ということは、 月足レベルで見ると大きなレンジ相場になっていると捉えることができます。
下降チャネルが引けているので、この下降チャネルの上限に、 タッチすると 大きな下降トレンドに入っていく可能性もあるが、
移動平均線が水平なのでこの下降チャネルを大きくうわ抜いて、
移動平均線の上まで相場が上昇していく可能性もあるということです。
総合的な相場感
月足チャートだけで総合して考えると、
直近ではこの下降チャネルに押されて下降トレンドが発生するかもしれないけど、
超長期的に見るとこの下降チャネルを上向いて上昇していく可能性も否定はできないと考えられます。
あくまで月足チャートの考え方なので、 いくらスイングといってもこの相場観を直接トレードに活かすことはありません。
この下降チャネルを信じて月足レベルのトレードで、今からショートを入れるのは、少し危険であると考えられるというくらいです。
週足チャート
次は週足チャートをご覧ください。
チャネルラインでみた相場感
チャネルラインは月足でみたものと同じものです。
なので、月足と考え方は変わりません。
移動平均線でみた相場感
移動平均線は水平になってきています。
そしてこの200SMAで、一旦反発をしている事がわかります。
この200SMAを抜けきれないと、今度は下降トレンドに入ってくる可能性が高くなります。
リスクリワード的に考えても、今ショートを狙うのは得策かもしれませんね。
200SMAを上抜いてきたら、損切りを入れるだけなので。
総合的な相場感
チャネルラインで下降トレンドである事がわかり、さらに移動平均線によって、反発を食らっていることがわかるので、現在上昇の勢いが弱まってきていると言えます。
これから、もしかしたら一旦下げてくる可能性も考えられるので、ショートでエントリをかけるタイミングを探していくのが良いかもしれません。
日足チャート
次は日足チャートです。
日足レベルのチャートでは、2018年3月頃の高値と、2020年3月頃の高値を結んだ下降チャネルを長期トレンド把握のために引いています。
ここ数日、この下降チャネルラインに反応して、反発が生じている事がわかります。
チャネルラインでみた相場感
日足のチャネルラインは下降トレンドです。
ですがこの下降チャンネルは少し、 信頼性の低い下降チャネルとなっています。
というのもチャンネル上限はこの LINE をベースに反発してきていますがチャンネル LINE の加減の LINE については一度くらいしか反発していないからです。
あまり納得感のないチャンネルラインなので 個人的にはあんまり信じたくない ライン になっています。
もしかしたらこのチャンネルラインをベースに、下降トレンドが発生するかもしれないというレベルなので、また相場の動き方を見ながら引き直しをしていきます。
移動平均線でみた相場感
移動平均線を見るとこれまでは右肩下がりの下降トレンドが発生していましたが、ここ最近1、2ヶ月の移動平均線の傾きは若干上昇よりになってきています。
そのため安易にショートを打って、その下降トレンドが継続するかと言うと少し怪しいかもしれません。
ショートを狙うにしても、この日足レベルの移動平均線にタッチするぐらいまでしか、ポジション保有しないようにしたほうが無難と言えるでしょう。
総合的な相場感
以上のことを総合的に考えるとポジションとしてはショートを狙っていくのがトレンドフォローになり理にかなっていると言えますが、
ショートポジションを入れたからといってずっと保有し続けるかと言うとそうではなさそうです。
移動平均線にタッチするくらいで様子を見て、 早めに利益確定をしてさっさと利益を出してしまうという戦略が理にかなっていそうです。
4時間足チャート
続いて4時間足チャートです。
4時間足では、4時間足レベルでのチャネルラインを引いています。
チャネルラインでみた相場感
4時間足レベルでのチャネルラインは、上昇トレンドになっています。
なので普通に考えるとロングを狙っていくのが無難な立ち回りになりますが、
直近の寝起きを見るとこの上昇チャネルラインを 下にブレイクしているようにも見えます。
そのためトレンド転換をする可能性があると考えるのが無難でしょう。
何も考えずにチャネルラインの下限に来たから、ロングを入れると言うような真似をしてしまうと、 大きく焼かれてしまう可能性もあります。
ここでロングを入れるのは少し強いですね。怖い怖い怖い。
移動平均線でみた相場感
一方で移動平均線を見てみるとこれは明らかに右肩上がりの上昇トレンドを築いていることがわかります。
そのためすぐにショートを打つかというとそうではなさそうですね。
この右肩上の移動平均線に巻き込まれる形で、一旦上昇してくる可能性もあるからです。
ショートを狙って行くにしてもこの移動平均線の傾きに着目してトレンド転換を起こすパターンが出てこなければ、 すぐにショートを打つのは危ないと言えるでしょう。
ちなみにトレンド転換のパターンについてはこちらに書いているのでご覧ください。
総合的な相場感
チャネルラインで見ると上昇チャネルを下抜いてきてチャネルラインブレイクを起こしていると考えられます。
となると、 これからトレンド転換起こしてショートを狙っていけるような場面になるかもしれません。
しかし移動平均線の傾きは右肩上がりになっているので、 これからすぐにショートを入れてトレードをするのは少し強いといえます。
移動平均線の傾きが水平になって来るまで待つのが無難でしょう。
となると、これから4時間足レベルで言うと レンジ相場になってくれるのではないかと期待しています。
四時間足のレンジ相場になって、移動平均線がだんだんと水平になってきて、
それを下抜いてくれて、大きな下降トレンドが発生してくれるのではないかと待っている状態です。
1時間足チャート
1時間足チャートはこんな感じ
チャネルラインでみた相場感
1時間足レベルでもチャネルラインは4時間足で引いたものを使っています。
なので考え方は4時間足レベルと同じです。
移動平均線でみた相場感
1時間足の移動平均線に関して言えば、 右肩下がりになっていて値動きが移動平均線の下で推移しています。
そのためこれから下降トレンドに入っていくであろうと思われますが、
一旦右肩下がりになり始めてからも、 その移動平均線を、上抜いて からさがってきたりしているので少し怪しそうに見えます。
狙いたいのは移動平均線が一度右肩下がりになったらどんどんどんどん移動平均線の価格帯が下がってきて右肩下がりをずっと継続していくという形です。
もしかしたらこれからも移動平均線を上抜いてくることがあるかもしれないということを念頭に置いておきます。
総合的な相場感
四時間足レベルの上昇チャネルラインを下抜いてチャネルラインブレイクを起こしていると見えます。
さらに移動平均線も右肩下がりになってきているのでこれから下降トレンドに入っていくのではないかという仮定が成り立ちます。
しかし一時間足レベルでよく相場を見てみるとレンジ相場になっていることも見て取れるので、すぐにショートを狙っていけるような場面ではないような気がします。
一度上昇してきたところで、 損切り位置が極力狭い ところでショートエントリーをかけるのはいいかもしれません。
トレード戦略
ショートを狙いにいきましょい!
何よりも週足レベルの移動平均線に頭を抑えられているというところが大きなポイントです。
これからもしかしたら下降トレンドに入ってくれるかもしれません。
1時間足レベルではすでに下降トレンドの兆しを見せていますが、
4時間足を見ると移動平均線が上昇してきているので、
1時間子レベルの移動平均線の傾きと チャネルラインブレイクを根拠にして、
すぐにショートエントリーをかけるのは少し怖いかなという印象です。
これから四時間足レベルの移動平均線の上昇に押されて、一旦上昇してきて、
それに伴い1時間足レベルの移動平均線も若干の上昇の兆しを見せたところで、
相場が下げてきた時にショートエントリーをかけて、
4時間足レベルでレンジ相場になることを想定しながら、長い期間でポジションを持つ のが戦略的に有利そうです。
そして4時間足レベルでレンジ相場になってそれを下抜いてくれたらバンザイ!!です。
一気に日足レベルの移動平均線まで、 下落してくれて200 pips くらいの利益幅をこれから一か月くらいで稼ぎたいと思います。
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