どんな⼿法を取っても勝率は50%ほどになります。

ということは、リスクリワードレシオが1:1になるようにトレード

していけば、資⾦を減らすことはありませんね。

もっというと、リスクリワードレシオが1:2になるようにトレード

を決めていけば、どんどん利益が増えていくはずですね。

損切りの⼤きさが1に対して利益の⼤きさが2になるんですから。

⼀番下⼿な⽅法である50%の確率で勝つことができれば、

100回中50回は勝つことができて、

50回は負けることになります。

1回分の損の⼤きさが1なので、

1×50回= 50の損が発⽣します。

そして1回分の利益の⼤きさが2なので、

2×50回= 100の利益が発⽣しますね。

ということは、100回のトレードで、

100 – 50 = 50 分の利益を得ることができます。

あとはこれを繰り返していくだけで、

100回のトレードあたり50ずつの利益を積み重ねることができますよね。

これがいわゆる勝ちトレーダーの秘訣です。

簡単でしょ？？

⾔われてみればわかりますよね？

これだけわかっておくだけでも、

かなりの利益を得られるようになっているはずですよ。

これまでリスクリワードと勝率の話をしてきました。

勝率という考え⽅がある以上、どうしても負けが出てきてしまうことになります。

これは当然ですよね。

だって、

「相場がどう動くかはdれにもわからない」んですから。

そして、勝率という考え⽅をする以上、

負けが出てくることは当たり前で、その分資⾦が減ることお当たり前です。

初⼼者トレーダーはこれをすごく嫌がるんです。

トレードで負けることを嫌がる。

これはいつかお話ししたことがありますが、

どうしても完璧でありたいという気持ちが強いからです。

そう、負けトレーダーが勝ちトレーダーと⽐べて⼤きく違うのは、

この負けることへの考え⽅なんです。

勝ちトレーダーは負けが出ることを当然のこととして受け⼊れてます

だって、どんなに優秀な⼿法でも勝率は80%ほどですから。

負けが出てくるのは当たり前。

この負け、つまり損失を勝ちトレーダーの⽅は当たり前と考えています。

ではどういう考えをするかというと、

必要経費だと考えるんです。

どんなに優秀な会社の社⻑だって、

会社には経費が必要なことはわかっていますよね？

チョコレート⼯場の社⻑さんは、チョコレートを作るための

原材料を必要な経費として考えて、そこにお⾦を払うことに

⼀つの抵抗も感じません。

チョコレートを作るために必要なんですから。

これはどんな⽅にもわかっていただけると思います。

チョコレートを作るのに、お⾦がかからないはずはありませんからね。

では、トレードではどうでしょうか。

勝ちトレーダーは、トレードをしていく中で発⽣する負けを

必要経費だと考えて気にもしないんです。

勝ちトレーダーは、負けで出てくる損失を必要経費だと考えて、

気にもしない。

つまり、トレードをしていくということは、

チョコレート⼯場を運営していくのと同じことなんです。

チョコレート⼯場でなくても、会社を経営していくのと同じと

考えてもらってもいいです。

負けトレードは、会社を経営していくための必要経費

勝ちトレードは、会社の売上

たったこんだけです。

そして、リスクリワードレシオというのは、

売上と経費（コスト）の⽐率を表しているだけで、

トレードをするたびにお客さんに何かが売れていっていると

考えればいいんです。

そうすると、

負けトレードなんて何回かあったところで気にする必要なんか

ないですよね。

むしろ気にしているのが⾺⿅らしいというのがわかるはずです。

チョコレートを作るのに200円の原価がかかってしまったーー

という感じでそのことだけをずっと引きずっている社⻑なんて

いると思いますか？

いませんよね？

負けトレーダーは、これをずっと引きずって、

次の⼿法を探し始めたりするわけです。

そりゃ勝てないですよね？？

チョコレートを作るのに原価が200円かかったから

チョコレートはダメだ！他のお菓⼦をつくろう！

なんて⾔ってたら、いつまでたっても売上を増やすことなんて

できませんよね？？

⼤事なのは、チョコレートを作るのをやめるのではなく、

チョコレートを作り続けて、しっかりと売上を増やしていくことですよね。

トレードでいうと、その⼿法をやめるのではなく、

同じ⼿法でトレードし続けて、しっかりと利益を積み重ねていくことです。

たったこれだけです。

http://fxtrader-university.com/wp/mental17/