移動平均線を3本表示させても意味がない理由!本当の使い方を伝授!
こんにちは!!!!
移動平均線について様々な角度から考察を行っていきます。
今回は、 チャートに表示させる 移動平均線の本数について考えていきます。
[この記事を読んでわかること]
移動平均線を3本表示させる初心者向けのトレード手法は意味がないことがわかります!
例えば FX の入門書には移動平均線を一つのチャートに3本表示させて、長期のトレンドと中期のトレンド、さらに短期のトレンドを把握するように教えられています。
これは FX に限らず、株などチャートのテクニカル分析の基礎の基礎として誰もが一番最初に教えられるような、チャートの見方ではないでしょうか。
実は、この3本を表示させてチャートを見なさいと教えること自体に、トレーダーとしてやっていくために、ある意味遠回りになってしまうような重要な問題が隠されているのです。
今回はこのチャートに移動平均線を複数表示させる方法について考察していきます。
移動平均線はなぜ3本表示させるのか
皆さんはチャート上に移動平均線を三本表示させて、テクニカル分析をすると教えられたことはないでしょうか。
僕も初心者の頃色々な本を読み漁っていた時は、こんな感じで移動平均線を3本表示させてチャートを見ると分かりやすいんだ!と教えられました。
初心者だった僕は「確かに! なるほど! これで怖いものなしだ!」 と考えてもうプロトレーダーになった気でいました。
しかしそれからだいぶ苦労したのは言わずもがなです。
チャートに移動平均線を三本表示させることで何を見させようとしているのかと、 短期的にどんなトレンドが発生していて、中期的にはどんなトレードが発生していて、、
さらに長期的にどんな トレンドが発生しているかを見やすくするためだと思います。
そしてこの三本の移動平均線が複雑に絡み合っている時はその場に方向感がないものだと考えられると教えられました。
さらにこの三本の移動平均線全てが同じ方向を向いていた時、 それが右肩上がりだった場合は上昇トレンドが強く発生しているのだと教えられました。
逆も然りです。
つまりこの3本の移動平均線全てが下向きになっていた時、それは下降トレンドが強く発生しているのだと教えられます。
確かにこの理論は間違ってはいません。
入門書では移動平均線3本でトレンドの強さがわかると教えられる。
そしてこういう教え方をされると、 次はどう考えるかと言うと、
「じゃあ全部が上向きの時にロングのポジションを入れたら勝ちやすいんだな」
「全部の3本の平均線が下向きになっている時にショートのポジションを入れたら勝ちやすいんだ」
というような考え方 なるのではないでしょうか。
このような安易な考え方がどのような結果を招くのか、続いて考察していきます。
移動平均線が3本あることで、勝てるようになる錯覚に陥る
移動平均線3本のパーフェクトオーダーを狙う手法は勝てない?
このような考え方に至ると、 早くポジションを持ちたいと言う初心者トレーダーにとっては、 この状況、すなわちすべての移動平均線の方向が揃っている状況になったら、いち早くエントリーをかけたがる傾向にあります。
そうすると、移動平均線がパーフェクトオーダーになった時に何も考えずにその方向にエントリーを実際にかけてしまうのです。
例えば先ほどの画像の例で言うと一番左の端っこでパーフェクトオーダーが形成されています。
しかもこれは下向きのパーフェクトオーダー、 つまり全ての移動平均線が下に向きがちな時の状況です。
先のチャートが何も見えていないリアルタイムな相場の動きにおいては、 初心者トレーダーさんはここで何も考えずにショートのエントリーを打ってしまうことになります。
その結果は言わずもがなですが、この後大きな上昇トレンドを築いていますよね。
ちゃんとの一番端っこでパーフェクトオーダーが形成されたからと言って安易にショートのエントリーを売っていると思うとゾッとしますね!!!
パーフェクトオーダーにももちろん騙しはある
まあもちろんこのようにうまくいかない場面もありますが、ここでショートをかけるという手法になっているトレーダーさんももちろんいると思います。
ここで注意したいのが、ショートをかけるのが悪いことだとは言ってません。
検証に基づいて、 ちゃんとリスクリワードが計算された上で、 リスクを把握してショートのエントリーをかけるというのは全然悪くないことだと思います。
僕がここで言いたいのは何の検証もせずにただただ入門書で教えられたからといって、パーフェクトオーダーが発生した時点ですぐにショートのエントリーをおかけてしまうこと。
自分の手法を理解し設営リスクを把握せずにショートエントリーをかけてしまって、
損切りの位置も決まらず上昇トレンドが発生した時にゾンビになってしまうことが、悪いことだと言いたいのです。
損切り位置が決められない手法はコツコツドカンのもと
こういった時に大きな損失を出してしまって、「やっぱり移動平均線は使えないじゃん」
とか「移動平均線は反応が遅くて相場に対応しきれていない」 何ていう浅はかな考えを持って、 もっと高度な テクニカル分析手法を追い求めるのをやめていただきたいのです。
テクニカル分析なんてシンプルなものこそが大切だと思います。
だってすごく頭のいい天才でない限り、高度な計算で導き出されるインジケーターを使いこなせるわけがないからです。
あとそういうもの使ってると、インジケーターの動きだけをおって実際の動きには目をくれず、チャートを読み解くということがおろそかになってしまい、 結果的に変なトレードをしてしまう可能性が高いからです。
移動平均線が3本あることで、相場の分析がおろそかになってしまう。
結論:移動平均線は3本もいらない!!
さて、ここまで移動平均線の本数に関してトレードに与える影響がどのようなものなのかメカニズムを説明してきました。
結論を言うと移動平均線は3本も表示させる必要はありません!!
というよりトレードに慣れていないうちは三本の移動平均線を見て適切な考察ができない状態なので3本も表示させてしまうとトレードが上手くいかないという事象が発生します。
まずは移動平均線を一本だけ表示させて一本の移動平均線について極めていくという方法をとるのが一番良いでしょう。
一刀流で剣を使いこなせない人が3刀流で剣を使いこなして戦えるかと言うと、そうではありませんよね。
トレードはシンプルに考えることが大切!
移動平均線の性質を理解できて使いこなせるようになった段階で初めて、移動平均線を3本表示させるかどうか考える事ができるのです。
しかし、本数を増やすか考える場合にもポイントがあります。
移動平均線の本数を増やすことで何を見たいのか、明確にした上で移動平均線の本数を増やすようにしましょう。
まあこれは だいぶ先の話になるでしょうから、
まず最初は一本の移動平均線に対して、
「これを極めるんだ!!!」
というフレッシュフレッシュな気持ちで、とにかく検証を進めていきましょう!
その段階になった時点では、もはや移動平均線一本だけあれば余裕でトレードできるという状態になっていると思いますけどね。笑
実際僕は移動平均線は一本だけしかチャート上に表示させません。それでも安定して利益を出し続けるようになっています。
移動平均線は1本でも勝てるようになる!
シンプルにトレードができるため3本も表示させる必要はない!
大切なのはチャートにどんなお絵かきをするのかではなくて、 相場をどのように捉えるかにかかっています。 そしてそれを捕える方法としては移動平均線は一本だけで十分だと考えています。
移動平均線一本だけでどのように相場を捉えていくのか!についてはこちらの記事で紹介していきます。
ではでは!!最後まで読んでいただきありがとうございました。
FXトレードを勉強するなら必ずこの本を読んでおきましょう。最低限の知識で必要です。
なかなかちゃんとした本も少ないですが、しっかりと基礎から学べる本なので本当におすすめできます。
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