ネットで横行する冷やかしFXツールを見分けよう
2018年頃から2020年現在にかけて、自動売買ツールの種類がかなり増えてきました。
そして、ここ最近SNS上でも自動売買ツールの勧誘やPRが増えてきました。
いろんなエンジニアやアフィリエイターが自動売買ツールをこぞって紹介するような世の中になっています。
そんな中、一部のツールは、ハナからトレーダーに稼がすつもりのない詐欺ツールであったりします。
そして一部のツールは勝てるツールであるものの、ロジックが明確になっていない何をしているのかわからない不透明ツールです。むっつり浮気男のような、影でコソコソと何かをやっているツールです。
むっつり浮気男ツールは、もって半年。だんだん化けの皮が剝がれて悪評だらけになります。
自動売買ツールが世の中にたくさん出回ること自体は悪くありません。
それだけ、自動売買という可能性にかけてエンジニアが切磋琢磨しているということですから。
日本のIT技術は世界と比べて遅れを取りつつありますが、FX界隈でも引けをとっていては日本人の大部分がカモにされてしまいます。
FX界隈のエンジニアは真っ当な人が少ないですが、なんとかして世界に勝たなければなりません。
そういう点で、日本でも自動売買ツールが増えてきたのは非常に喜ばしいことです。
一方で、金融法をちゃんと理解しないまま、弁護士のサポートを受けないまま、変なツールを紹介しているアフィリエイターが散見されます。
これは、日本の技術の向上という面から見ても足手まといにしかなりません。
さらに悪いことに、同じプログラムの自動売買ツールを、名前だけ変えてあたかもアップグレードがかかったように見せかけて集客をかけるアフィリエイターもいます。
引っかける方も悪いですが、投資は自己責任、という言葉があるように引っかからないようにする手段も身につけておきましょう。
そこで今回は、変なむっつりアフィリエイターの変なツールを使わないようにするための手段を軽くご紹介します。
トレードロジックを確認する
まず自動売買を使う前にこれだけははっきりさせておきたいのが、トレードロジックです。
どのようなトレードロジックで自動売買が動くのか、あらかじめ理解して自動売買ツールをつかいましょう。
中には、パクられ開発を防ぐためにトレードロジックを公開しない自動売買ツールもあります。
確かに、隅から隅までロジックを公開してしまうと、エンジニアがそれを見たら普通にパクってしまいますから気持ちはわかります。
なので、せめてトレードロジックまで公開!とは行かないまでも、どのような運用をするべきなのか、明確に決まっている自動売買ツールを選びましょう。
公式LINEを通じて「今からは止めた方がいいです!」とか「今から動かした方がいいです!」とかアナウンスしているものはやめた方がいいです。
何が基準なのかわからないですし、もしそのアナウンスが正確だったとしても運営体制が変わってアナウンスが途切れた瞬間、稼働の仕方がわからなくなります。
そしてそもそも、そのような稼働タイミングをアナウンスするようなやり方は、金融庁の許可なくやってはいけません。
いつ摘発をくらうかわかりません。
アナウンスつきの自動売買ツール運営者がいたら、金融庁への登録があるか、ちゃんと聞いてみましょう。
まだまだ見分け方はありますが今回はここまでにしておきます。
また次回!!
FXトレードを勉強するなら必ずこの本を読んでおきましょう。最低限の知識で必要です。
なかなかちゃんとした本も少ないですが、しっかりと基礎から学べる本なので本当におすすめできます。
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