トレードでの負けは必要経費だと考える。

そして、⼿法はどんなにすごいものでも勝率は80%ほどである。

勝率が80%の場合でも、負けが続く可能性はありますよね。

勝率が上がれば上がるほど、負けが続く確率は下がりますが、

可能性としては以前残っています。

極論をいうと、100回トレードをしていると、

そのうち10回連続で負けることもありうるわけです。

10回連続で負けてしまった時、⼤抵の⼈はトレード⼿法を

変えてしまいます。

でも、他のどんな⼿法だって、勝率で考える以上は

10回連続して負けることがありうるんです。

だから、そんなケースに直⾯してしまっても、

決して⼿法を変えてはいけません。

どんな⼿法だって、それはありうるわけですから。

これも必要経費だと割り切ってトレードしていかなければなりません。

ここであなたのメンタルが試されることになります。

あなたがどれだけその⼿法を信じているかが試されることに

なるんです。

そして信じて貫けるかどうかで、勝ちトレーダーになれるかどうかが

決まってきます。

まぁ、こんなことは滅多にないですが、

⻑いトレード⼈⽣の中ではざらに起こり得ることなので、

それでいちいち⼿法を変えないということが⼤事なのです。

リスクリワードと勝率の話をしてきました。

では実際リスクリワードレシオはどのくらいが適切なのでしょうか。

これは勝率にもよるのですが、

だいたい1:2であれば良いと考えておいてください。

1:3とかでしたらもっといいですけど、

最低1:2は必要だと考えましょう。

損切りの⼤きさが10pipsだとすると、

利確の⼤きさは20pipsです。

これくらいの優位性がないと、そもそもエントリーしないほうがいいです。

1:1とかですと、リスクが⼤きすぎるんです。

勝率が50%以上は必要ですし、利益の伸びも少ないですからね。

1:2でしたら勝率50%で運⽤しても⼗分利益が残っていくことになります。

メンタル的にも負担が少なくトレードを進めていくことができます。

なので、1:2のリスクリワードでポジションを持つことは⾃分を守るための

⼤前提だと思いましょう。

もちろん、その都度得られるpipsは変わるのは当たり前です。

ある時はリスク10pipsでリワード20pipsで、

またある時はリスクが20pipsでリワードが40pipsかもしれません。

これは相場の動き⽅や通貨ペアによってとるリスクの⼤きさは変わってきます。

でも、リスクリワードレシオだけは守らなければなりません。

これを覚えておきましょう！

ここまで理解できていると、いよいよあとはロットサイズについての考え⽅を

取り⼊れることで資⾦管理はパーフェクトです！！

もうすこし頑張りましょう！！

どんな優秀な⼿法でも、負けが続くことはあります。

そしてそれが10回続くこともあり得ます。

そうなると⼤事になってくるのが、そういう場合でも

資⾦がショートしない。強制ロスカットに合わないようにする

ということです。

トレードプランには4つの要素があって、

1.こうなったらエントリーする

2.ロットはこれくらい

3.こうなったら損切りをする

4.こうなったら利確をする

ということをエントリーする前に決めておくんでしたよね。

そして、1,3,4についてはこれまでお話ししてきました。

順番が前後しましたが、次は2のロットの⼤きさについてです。

実はこれまでにお話しした3,4のリスクリワードと勝率の話と

このロットの⼤きさの設定は密接に関係しています。

トレードは勝率で考えていくので、10回連続で負けることも

当然あるというお話しをしたのを覚えていますか？？

ということは、10回連続で負けても資⾦がショートしないように

しなければなりません。

まぁ、どんなにひどいトレードをしても、20回連続して負けることは

そうそうないと思いますので、20回連続でトレードしても

資⾦がショートしないようにしましょう。

ちなみに、ここでいう20回連続というのは、ナンピン回数は除きます。

ナンピンを打つというのも、もし打つつもりならそれもトレードプランに

含めておかなければなりません。

これは後ほどお話ししましょう。

話を戻しますが、20回連続でトレードしても資⾦がショートしないようにする。

これが資⾦管理であり、トレードプランのロット設定に⼤きく関わってきます。

メンタルコントロール18 ナンピンちゃん